算数の新教材を公開中

こども英語教室の講師時代

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当会のめざすもの

私、吉田ひろみは、これまで300冊を超える教育書・育児書を読みましたが、最も感銘を受けた本があります。

それは、『キャリア育児のすすめ』(古川絵里・文芸社)という本です。

この本の冒頭には、「大切な子どもたちを社会で使える人」に育てるには、「生活力、思考力、言語や数的思考、社会適応力、国際力」などの様々な「人間力」を高めよう、と書かれています。

具体的な方法も数多く指摘されています。

例えば、「日本の1年生は、世界で一番難しいことを、世界で一番速いスピードで学習することを知っていますか?」という問いかけがあります。

最近は、「授業についていけない」お子さんが急増していますが、その原因はおそらくこのあたりにあると感じています。

当会は旧どんぐり教育研究会として、2007年に「算数の文章題ができない」「国語の勉強法が分からない」といった保護者様からのご質問に具体的にお答えする活動を開始しました。

「1日何枚もドリルをさせているのに、簡単な文章題やちょっと複雑な計算で思考停止になる」といった保護者様からの具体的な相談にお答えしながら、その内容をメルマガでシェアしてまいりました。(メルマガ配信は2023年3月をもって終了します)

「就学前の子どもに言葉を説明するのが難しい」といったご質問に対しては、

「賢い子を育てることばのえじてん」(宝島社)をご紹介するなど、市販の教材や本のご紹介も行ってまいりました。

キャリア育児研究会

このたび、「キャリア育児研究会」として、2022年12月から新たなスタートを切りました。

2007年以降、多くのご相談にお答えする中で、各学年ごとにある算数のつまずきポイントで、「子どもにどう教えればいいのか」具体的なノウハウを蓄積してまいりました。

多くの親御さんのご質問にお答えするなかで、「計算問題の手引き」「計算の工夫」「指でイメージする九九」などの教材を、10年以上ともに活動している夫と話し合いながら、作ってまいりました。しかし、それだけではなく、「言葉をイメージして考えながら解く文章題」を、オリジナルで作りたいと思いました。

このたび、夫(ラ・サール中学、高校)(旧どんぐり教育研究会にて、教材開発や絵で考える算数の普及を担当)と協力し、「文章題を解く喜びを感じられる」算数の教材を公開いたしました。

低学年の間は、イメージ力や算数の基本である「言葉」をみにつける。

単位当たりの量×いくつ分という感覚をみにつける。

これができると、中学年以降の算数が、わかりやすくなります。

これだけ文章題・算数の森

これまでと同様、質問対応も行ってまいります。

2007年から行ってきた教育相談の中で、「ここが苦手」というお子様のつまずきポイントを、「お話仕立ての文章題」を考えながら、楽しくみにつけていけるよう工夫しました。(時には学年不相応に難しい問題もありますが、これは、わかる問題だけ解ければいい、というのではなく、難しい問題は何度も繰り返し考える習慣をつけるためでもあります)

実は、学力面で「後のび」するお子様は、「わからないことでも、くらいついて考える」「何度も繰り返し考える」「すぐに答えを教えて、と言わない」というタイプが多いと分析されています。

これまでの経験をつみこみ、多方面から工夫したつくりとなっております。

算数の森に取り組んでいる「実践中」の方のブログもあります。とても具体的で、参考になると思います。

 

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